前作の設定が色々と無視されている。
主にドナの過去に関して、辻褄が合わないことが多い。
よく観察しないと気がつかない、というレベルではなく普通に気づく。笑
ストーリーに関しても特にひねりがない。
簡単に言うと、登場人物が再集結して再びわいわいしてるだけ。
あと、メリル・ストリープはあんまり出ない。
それと気になったのが邦題。
原題「Mamma Mia! Here We Go Again」を何故「マンマミーア！ヒアウィーゴー」にしたのか。
大事だろ、Again！意味が全然違っちゃうじゃん。
が、しかし
そんな数々の不満は無視できるほどこの映画は素晴らしい。
前作の登場人物が以前の設定を無視してわいわいやっているだけで充分楽しめるのである。
この手の映画は続編になると何人かキャストが降板して残念な感じになりがちなんだけど、メインのキャストは全員欠けずに続投。（あ、ソフィの友人だけ出ないかな）
しかも、更に豪華になってるという。
メリル・ストリープの登場シーンは少なめとは言え、逆に出てきた時の盛り上がりがすごい。10年ぶりにこの人の歌に感動した。
曲は基本的には前回と被らないんだけど、大事な曲は今回も完璧なタイミングで出てくる。
とっても良かった。
ただし、前作と続けて見ると辻褄の合わなさが気になるのは事実。
かと言って未鑑賞で今作から観ても絶対に楽しめない。
前作うろ覚えくらいで今作を観るのがベストかも。笑
