しげのび

ヴェノムのしげのびのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
3.9
新作に備えて鑑賞。面白かった。
まず目を引いたのはテンセントの文字。舞台もサンフランシスコで中華街が随所に見られるし、やや中国語も飛び交う。m:5でのアリババも目を引いたが、本格的にハリウッドの資本が中国に侵食されてるな…笑そして舞台がサンフランシスコということはNYにいるスパイディとの共演はなしであくまでも同じ世界線で遠い街の出来事なのかもしれない。
不時着した地球外生命体、シンビオートのサンプルを持ち帰り、実験を重ねるライフ財団。ウサギに寄生させ共生を確認するシーン、あの時の生命体が黄色だったんだがあれはスクリームの伏線でいいのか。そうであってくれ。
ヴェノムがエディに順応してみせ、自らの危険を脅かす者を攻撃し捕食していたがラストにかけてエディの正義感が反対にヴェノムを侵食し、「罪のない者は守り、悪い奴だけ食っていい」とバディでありながらエディに従うようになるヴェノム自身の成長を描くのはすごく良かった。マーベル映画はあまり観ないがこういうとこの作り込みはいつも丁寧に思う。
ライフ財団のリーダーの理念が寄生獣の市長の発言と類似し過ぎててどうしても意識せざるを得ない。鎌のような触手もそうだし。
あとスタンリー出てたね。
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