BPM ビート・パー・ミニットのninnyのレビュー・感想・評価

生々しい痛みが描かれた映画。

いまは薬もあるけれど、薬が手に入らない人もまだまいる。
そのことをどのくらいの人が意識しているだろう。
過去のことではないということを思い出す必要を感じた。

ショーンとナタンの恋の話として見るととても切ないけれど、
美しい感情の交わりを見せてくれる映画でした。

それから、ショーンがキュート。
ポスターに使われているシーンもかわいいのですが、
海辺でナタンの後ろを歩いているシーン、
遠景なのになんだかとてもかわいくてより切ない。