映画というフォーマットで遊んでみているだけとでも言うような姿勢に新しい時代を感じたけど、頭の固い映画人や映画映画した映画を観たい人には確かにキツイかも。
音楽のための映画としては高得点だが、ただの映画としてみるなら伏線は全体的にやや荒い。
監督もおっしゃっていたが、確かに映画を観るとき音を無視して脚本や画面にばかり意識がいってしまう。それを皮肉られているかのような攻撃性。誤解かもしれないがこの畳のビジュアルすら映画人への皮肉のように感じてくる・・・笑
全てmoosicというお題に対して仕込んでいるならかなり鋭い。
実験的音楽映画と謳うだけあって企画のスケールが凄まじく、全部の劇伴が合体して主題歌になっているらしいが、私の耳では理解が追い付かない・・・
