35周年記念で映画館で観てきた!
人生2回目の視聴やったけど、やっぱり最高エンタメ。
この映画だけはほんとに言語化できない面白さ。
なんでこんなに面白いんやろ!ってずっと思いながら見てた。
今後の自分のためにもメモ的に分解してみる。
以下ネタバレ。
やっぱプロットが既に勝ってるんやと思う。
「過去に戻って両親の仲を取り持ち、自分を無事産まれるようにする話」
けどこれだけでハイ終わり。じゃない!
それがほんまに最高!
↓
自分も過去に戻らなければならない。
ドクを救わなければならない。
そして終わった!と思って元に戻るかと思いきや、
冒頭よりももっとより良い世界に未来を変えた!っていう完璧なハッピーエンドで後味が最高に気持ちいい!
これでもか!ってぐらいハッピーエンドにしてくれて。
やっぱここかなぁ、BTTFやっぱサイコー!って思わせられるところって。
あと、表現が漫画っぽいなって思った。
過去に戻ってすぐのマーティーが近くの蔵に突っ込んで爆音と共に煙がもくもく上がるところとか、
最後マーティーがくるのが遅くて「遅い!」×3と3カットで見せてくるところとか、コマが見えてしまった笑
面白かった小ネタ
・ジョーイおじさんが小さい頃からおりに入れられてるところ笑
・「親の顔が見てみたいものだな」と、娘の子とは知らずに言ってしまうおじいちゃん。
・息子のパンツを脱がせてカルバンクラインって呼ぶママ笑
・女から男を誘うなんて、と言っていたお母さんがゴリゴリに誘ってくるところ
・てかオカンが息子を誘うって言う構図がそもそもおもろい
・ビフが車を2度拭きさせられてるところ笑
厳しいオカン→昔は積極的
いじめっこビフ→現代に戻ったら舎弟
みたいに、めっちゃ露骨に真逆に表現してるのが面白いな。
1発ギャグを飛ばすような笑いじゃなくて、展開の比較で面白みを出すのがめっちゃ魅力的やった。
私もこんな風に演出してみたいーー
今の実力じゃせいぜい蔵に車突っ込んで煙モクモクぐらいしか真似できん。。
「真逆」を意識すればいいのかな。
あとさ、主人公めちゃくちゃかっこいいよな。
顔かっこいいし、スケボーできるし、強いし、ギター弾けるし。可愛い彼女いるし。
なんも弱点ないやん。て思うんやけど、それが主人公らしさを作ってるんやろか。
あの時代の主人公像でもあるんかもしれん。
最近は軟弱やけど優しいっていう主人公が多い気がする。
冒頭は結構丁寧に描いてるなって思った。
伏線と回収が主な描きポイントやと思うんやけど、
一見普通の会話劇やから2回目の視聴やとちょっと地味に見えた。(おもろいけど)
私的にBTTFの絶頂ポイントは
最後の「未来に戻れるか?」っていう、長尺でめっちゃハラハラさせられるところ。
1回見てるのに、オチはわかってるのに、
ただ「ハラハラする」だけじゃなくて
「終わった…!!!」って思わせられる。
たぶんめっちゃオーバーに演出するからよりその描写が色濃く出て面白いんやと思う。
1回目視聴した時は
伏線と回収が素晴らしすぎて大好きになってけど、
そこが面白いのはもうわかってることやから、
それ以外ばっかり見えちゃったかも笑
それにしても素晴らしすぎるな。
改めて、「バックトゥザフューチャー」っていう名前もいいよな。
めちゃくちゃ長々と書いちゃった。
私の中ではやっぱりナンバーワン。
最高やな。