微笑ましい展開から、ちょっとずつ結婚とはなんぞや?夫婦とはなんぞや?という永遠のテーマを重くならすぎずに描いた問題作?
ラストの問い掛けの答えは、結婚や愛に答えなんかねえよ、この映画で少しでもヒント見つけろや!
という、映画として最も卑怯だけど、素敵なメッセージと受けとりました。
ただ・・・・・
ちょっと前にゴーンガールというかなりこじらせた夫婦喧嘩の映画を観た後のこの映画の感想としては大分変わって来ます。
この映画、こじらせ文学系女子が旦那との愛を確認していく映画。
ゴーンガールのサイコパス的こじらせ女と文学系女子のこじらせ。
どちらも毎日この生活が続く恐怖。
サイコパスは恐怖。文学系女子は理解不能の不安。
そして、どちらの妻も考え方が結婚前から変わっていないという事。
実はこの映画、ハートフルな映画に見せたサイコスリラーに見えて来る。
結婚怖い・・・・・