歴代のシリーズを観ていたので、
この最新作も観なきゃと思っていたが、
いつの間にやら放映終了間際にきていたので、
慌てて観に行ってきた。
今までのシリーズをリスペクトして、
継承している様子は
映画内で多数見受けられたし、
歴代のエンジェルや
様々な業界の女性有名人も出てきたので、
これまでのシリーズを観てきたファン等や
特に女性の方達には嬉しい展開だったと思う。
ナオミ・スコットがメインなのかなー？と
思っていたが、
クリステン・スチュワートの
様々なヘアスタイル、ファッションや、
アクションに目がいく様な感じがした。
かと言って各エンジェルに
スポットが当たる様にはなっているので、
誰のファンでも楽しめると思う。
ただ残念だったのは、
前作の時の様なボスレーとの
掛け合いや、ノリがほぼなかったこと。
あぁいう笑えるシーンも好きだった
自分としては残念でならない。
ここ最近、強い女性を前面に出している
映画が増えて来ていて、
男女平等という世の中の流れが
反映されているのは良いことだと思うが、
そういう映画のラスボスはほぼ男性で、
映画の中から悪役として以外の
男性要素をなるべく排除しようとしているのが
何となく違和感がある。
前作のラスボスが女性というパターンの様な
映画があってもいいのでは？と思うのだ。
今まで受けてきた女性全体の
男性に対しての恨みの様なものを
やり返す様な風に思える時がある。
男尊女卑の考え方は今の時代、
間違いだと思える人が増えてきたが、
女尊男卑に変化していかないことを
願っている。
あくまで目指すは男女平等であり、
個人から受けた恨みを
"男性"と一括りにして、
そこに返すことは同じことの繰り返しだからだ。
映画自体はアクション映画としても、
チャーリーズエンジェルの続編としても、
面白いのでぜひ観てほしい。
