ドラマ版の作りが面白くて、映画早く観たい!と思わせるようにできてる。岡田将生見せてくれ!と。
期待感高まって観ると、あれ?っていう。映画だと時間が足りなくて、女性ひとりひとりの描写が浅い。
話の筋は面白いのになー。
痛い男・伊藤くん。うざいし、上から目線で嫌悪しちゃうんだけど、女性ひとりひとり伊藤くんと同じ部分があるところに気がついていく。
伊藤くんめっちゃ嫌なヤツ!と思っていたのに、いつのまにかあれ?わたしも伊藤くん要素ある。と。そこから脱皮していけるか。
原作は終盤もっと深く重い話になっていってそこがおもしろいけれど、映画ではやりづらいだろうなと思ってたらやっぱり無かった。
本質的なメッセージとしては、朝井リョウさんの「何者」に似ている。