これは映画というより
殆どが実際の映像、現実の事だった‥
ISと言う言葉は数年前過激派組織の
虐殺でTVでもネットでも知っていけど
ニュースだけでは伝わらない事
それも数年前に…そして今も
正直過激なホラーより別な意味で
ほんとに怖い…
恐ろしい…
現実を知り鑑賞後どんよりしました。
普通に穏やかな暮らしをしていた
ラッカの人々。
過激派集団に支配された自分の故郷は
一瞬で地獄と化した。
自らをイスラム国と発し
処刑、惨殺、拘束を繰り返すIS。
しかし市民の中に武力では無く
携帯という武器を使い故郷を守ろうと
抵抗し命がけで撮影しSNSと言う手段で
真実を発信するジャーナリスト集団
RBSSがいた。
ISはRBSSメンバーの抹殺を実行する
見つかれば斬首、公開処刑、
人間がやる事とは思えない
彼は拠点を転々と移動するが
すぐ居場所は見つかる。
彼らの家族を拘束し虐殺し公開する。
仲間も次々殺される
自分の代わりに捕まった父が
処刑される映像を
彼は目を反らす事無く最後まで
じっと見ていた。
・・・。
それでも彼らは真実を伝え続けた。
子供まで洗脳し利用する。
ISはラッカの状況を外部にもれないよう
メディア、TVから遮断しようとする。
カメラは武器より強いと信じ
「我々が勝つか皆殺しされるかだ‥」
恐怖で震えると言うのは
本当はこうなんだと思った。
死と隣り合わせで活動し
故郷を愛し命を捨ててまで伝えようと
匿名の英雄たちが撮り続けた
この重すぎる真実の映像は
1人でも多くの人が
見なくてはならないと思う。
#34 字幕
