9.11で崩壊したワールドトレードセンタービル内のとある一つのエレベーターに閉じ込められた人たち5人の話。
ほぼエレベーター内だけで物語は展開される。
実話じゃないけど、実際に閉じ込められていた人たちはたくさんいたわけだし、今でも鮮明に覚えているあの驚愕な9.11の光景を思いながら見ると、どんなに怖かっただろう、苦しかっただろう…と心が痛む。
副題にもある『運命を分けた日』。
ほんの数分でも違っていたら、運命が180度変わるなんて誰が想像しただろう、この日に。
そして今は世界中の誰もが180度変わってしまったような世の中に直面している。
起こってしまったことはどうにも取り返しがつかないけど、目に見えるテロも見えないウィルスも犠牲になった方々のことを忘れてはいけない、と思った。
