スピルバーグがウィリアムズにこんな感じって2音だけの曲調聞かせられて冗談だよね?早く本当の曲聞かせてくれよってなってたらウィリアムズはガチだったって逸話めちゃくちゃ好きですw
映画の世界観を作り上げる上で欠かせないものの1つ、「音楽」。
サイコのあの曲やジョーズのあの曲は正しく秀逸だと思う。
グラディエーターの冒頭のシーン、1分くらい続く麦畑と手だけの映像が意味を持つのはあの音楽との調和が完璧だからだといつ見ても思う。
映画音楽にルールはない。『深い森がある』と書けば想像する景色は人それぞれ。1つの脚本を15人の音楽家に渡せば15通りの世界観が造られる。
視覚から与えられる映像は聴覚から与えられる雰囲気で世界が固まる。
音楽の世界から遠ざかって10年以上経ってしまったけれど、これを観て再び表現者にまわりたいなという気持ちになった。
けど、後半の方で「曲がまだ完成してないのに街に映画の看板が掲げられる。まだ途中なのにと思いつつ通り過ぎる」とか「あと2週間半で残り半分終わるのか」とか「社運がかかってる、しっかり頼むぞって言われたけどやる気なんか出なくてただ恐ろしい」とか「アルマゲドンのときジェリー・ブラッカイマーに期限までの日数を刻む時計を渡されてずっと目の着くところに置いてあった」とか作曲者が口を揃えて締切怖いって頭抱えてる闇も見れて思わず笑ってしまったw
ブライアン・タイラーのコメントから、エンドロールのジェームズ・ホーナーを偲んでのジェームズ・キャメロンの話が心に染み入りすぎて泣いてしまった。