ジョッシュは特別天才児っていう設定でもないよね。この映画が言いたいのは、大人と子どもの違いなんて、〈迅速〉か〈ゆっくり〉かなだけだよっていうこと。
速く答えに辿り着くこと、速く大人になること。それがそんなに重要かな？という問いかけ。
ゆっくり時間をかけることで育めるものがある。長くこのゲームで遊びたい、長くこの人と一緒にいたい。〈速い〉と〈長い〉は両立しないよ。
この前、メル・ギブソンの映画観た時も思ったけど。
子どもは信じる、大人は信じない。信じさえすれば、何も失っていないことに気づくのに。スーザンなんか、実質、失恋すらしてないからね。両想いだけど・・・っていう。
最後、条例を守っておでこにキスしたところが良かった。ルールを頑なに守るジョッシュを見習って。
母親と息子の関係は恋愛関係に似てるってよく聞くよね。スーザンからジョッシュへ、愛情の形が変わっただけ。
