YSK

野獣(クーガ)の城~女子刑務所~2のYSKのレビュー・感想・評価

1.6
さて後編、15人いた受刑者たちも半数以下に数を減らし、普通であればデスゲームの数々に手に汗握るところですがそうは問屋が卸しません
液体爆弾が入った水風船を避けて決められた数の風船を割るゲーム→液体爆弾ってそういうことじゃないから
日本刀の下をくぐるリンボーダンス→日本刀の切れ味をデモンストレーションするために自分の指で試す刑務官萌
ドラム缶に入れられている人に刃物を刺していき、殺してしまったら敗退の黒ひげ危機一髪ゲーム→入れられている人の好き嫌いで死ぬタイミングを選べる

そしていよいよ決勝、ここまで残ったふたりは何とこれっぽっちも魅力のないブスでブサイクなふたりでした
恐らくですが皆さんなら前編で最初に人物紹介をした際に当てられると思います、だってブスでブサイクなうえ魅力がないから

しかしこの際そんなことはどうでもよく、そもそも行方不明となった同僚を探すために潜入してきたはずの主人公は、受刑者たちの食事をつくる調理係という比較的自由に動けるポジションに充てられている割に何かを探したり調べたりすることは一切なく、気弱でネガティブなアイドル受刑者を「アイドルなんだから(リズム感とかそういうので)できる」と励ますのですが、彼女のアイドル時代の経験がリンボーダンスで活かされたことがあるのでしょうか?あたかもアイドル時代の経験が万能のように言っていますが、そもそもあなた今演技ができていませんから

面白いか詰まらないかクソ詰まらないかでいえばクソ詰まらないのですが、永岡久明作品のようなクソ詰まらなさではなく笑って呆れられるタイプのクソ詰まらなさなので「あ~、クソ詰まらない映画を見て人生をムダにしたいな~」と思った際にオススメです
YSK

YSK