このレビューはネタバレを含みます
博士の名前がヴィクターフランケンシュタインだから、タイトルがフランケンシュタイン。それを外しても特に問題はなし。
内容的には人造人間作ったけど、細胞分裂上手くいかないくて体が歪になる失敗作だから廃棄。実は生きてて街に逃げ出したけど、頭の中が赤ちゃんと変わらないし、怪力を制御出来ないからまともに生きられない。最終的には慕ってたママも死んじゃったし、自殺しようって話。
全編通して救いはないし、博士に裁きも下らない。唯一の癒しになるかと思っていたワンちゃんは短気なクソポリスによって射殺される。この時ばかりはぶち切れたアダムくんの行動は間違ってない。間違ってないが、さすがに殺すのはマズイ。
独白しているアダムは流暢なのに、物語中のアダムは死ぬまでちゃんと喋れないのも疑問だし、最後に綺麗な顔で焼かれてたのもよく分からない。疑問点は残るものの、可もなく不可もなくといった感じ。
クソ映画かどうかは個人の嗜好によるので、その辺りはなんとも言えない