どこかの街、地下道を進む男が辿り着いたのは銀行の金庫室の床下、そっと床板の蓋を持ち上げ金庫室を見回すがそこにはいくつかの監視カメラが、ってところから始まる「200万ドルだ！」ってお話。
善悪の交替を上手く描いてるからストーリー的にはそれほど酷くもないんだけど、問題は『舞台の殆どが森の中』だということ。これに尽きると思う。
そもそも、森の中だということは背景は常に木、木、木なワケで、ずっと変わり映えしない風景の中でのカーチェイス、格闘、銃撃戦、家族愛等々、映画のアレコレを描くことの難しさばかりが露呈してしまっている。で、出てくる野生動物は大きめのシカ一匹。いっそ大型のグリズリーあたり出してブルースと対決させた方が面白かったんじゃないの？←
あ、ブルース結構活躍してますよ。ヘイデン・クリステンセンもそろそろスターウォーズ以来の大作に出てもいい頃合いなんじゃないかなぁ。
