17歳の高校生・涼子と、戦国時代を生きる・宿丸のタイムスリップ・ラブストーリー。
「アニメだいすき！」で初めて観た時から、これは神作品。
うる星やつらの高橋留美子先生の短編が原作で、高橋留美子短編集るーみっくわーるど全3巻（コミック）を即買いした。
高橋留美子先生の短編は面白い。その中でも、この『炎トリッパー』が一番好きで心に残っている作品。
今観直すと、キャラがそこまで可愛くないし、カッコ良くない。
けど、ストーリーは秀逸。
今あるタイムスリップものの中でも見劣りしない作品。
すずと涼子が触れ合ってしまってるのが気になるけど、それ以外はタイムスリップものの禁忌も上手い事回避している。もしくは描かない事で回避しているように見せている。←この観方が嫌。あー、純粋に楽しめない嫌なおっさんになったもんや…
なにはともあれ、『炎トリッパー』は面白い！やっぱり高橋留美子は短編ですな。
長編では「めぞん一刻」が好きです。
あ、エンディング曲が良いです。音に懐かしさを感じるし、メロディが切なくて良い。
『炎トリッパー』の幸せ、悲しみ、不安などを引っくるめた上での希望など織り交ぜた複雑な余韻を残すラストにピッタリの曲です。
