とみー

囚われた国家のとみーのレビュー・感想・評価

囚われた国家(2019年製作の映画)
3.2
機内にて
紹介文に惹かれて鑑賞。

よくあるエイリアンSFものっちゃそうなんですが、これは完全に彼らに負けた後のお話。異星人に完全降伏し「為政者」として世界を統治され、植民地化された地球が舞台。
この設定が個人的に斬新というかそういう映画を観たことがなかったので気になりました。


完全にディストピア。
発信機をつけられてあらゆる行動を監視される人々。
「為政者」のお陰で戦争がなくなり平和になったと彼らを讃える人たちもいれば、自分たちの星を取り戻そうとする反乱分子たち。
物語はこの反乱分子たちがメインなんだけど、それを追う警察のおじさんもメインで描かれてる。
今作の異星人は他のエイリアン系映画のビジュアルとは一線を画しててこれも新鮮。

最後の最後の描写の捉え方で評価が変わりそうですね。自分はいい意味でやられたって思いましたよ。
とみー

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