IkumiTutiya

JUNK HEADのIkumiTutiyaのネタバレレビュー・内容・結末

JUNK HEAD(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

狂気!ほぼ一人で作り上げたストップモーション映画という触れ込みで、これは見ねばと。

一番の狂気を感じたのはエンドロールかな。これでもかっ!てくらい堀貴秀が並んでてて(笑)

正直なところ、単純な映像としては見劣りも否めない。なんかサイズ感が伝わってくるというか。比較対照がある訳じゃないのにネズミくらいの大きさのものなんだろうなってわかっちゃうんだよね。

予算も人員も違うんだろうけど、ティムバートンってすげぇんだな。

でも、不思議と重厚感もあった。たぶん作り込まれた世界観とマッチした作り方になってたんだろう。異形の生物なのに妙にリアルで人間ベースってところがすごく伝わる造形で、すごいよほんと。
気持ち悪いけどね。

歩いて帰るところのシーン好きだな。白い壁に途方もなく長い階段。
あそこはほんとにでかく見えてすごかった。
台詞はフツーに日本語でもいいような気はしたな。声優もいなかったんだろうけど。

面白かった!続きも見たいが‥ここまで7年かかったとのこと。エヴァンゲリオン新劇場版くらいのスパンは覚悟しよう。
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