お顔の大きな傷と、目力のある女優、土屋太鳳ちゃんと芳根京子ちゃんのダブル主演ということで、ホラーが苦手な私は観る前はビクビクしていました。
予想通りのど迫力の画力と、迫真の演技とに良い意味で胸に圧を感じました。
芳根京子ちゃんが演じる累がどんどんと奥底に眠る狂気じみた気持ちが表に出てくるところ、土屋太鳳ちゃん演じるニナがどうしようもない不安と焦燥感に駆られる感じ。
お話自体は現実的ではないのに、心理的に妙にリアルに感じられるところもありどくどくしていました。
最後の太鳳ちゃんの舞台演技だけでもかなりの見応えありです。