イリーガル

累 かさねのイリーガルのレビュー・感想・評価

累 かさね(2018年製作の映画)
1.0
9182/228


ホラーじゃなかった

累は
怪談の累ヶ淵を連想させる

いちいち恐ろしい撮影して紛らわしいが
要はただの女の揉め事
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顔が入れ替わるCGすごい

土屋も芳根も互いの役も兼ねて二役づつだが
土屋は舞台の役もあって芝居が多い
うまいとかより
よくこんなめんどくさい仕事引き受けたな

おそらくラストの変なダンスは土屋ならではのものだろう
なんかよくわからんけど感心した
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日常的に至るところで繰り広げられてるような
ネチネチしたしょーもない揉め事

ないものねだり
嫉妬
腹いせ
おとしいれ
恨み
ヒステリー
ひがみ

ほんとどーでもいい揉め事
さっぱりそそらん
結局どっちにも同情する余地なく
天才とは凡人には理解しがたい

しかも
こんなラストなら
映画にしなくても
世にも奇妙なサイズで十分だと思う

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いじめられて育った暗い女カサネ
ある出来事で
口元から目尻まで右顔面を縦断する傷跡
さらに暗い人生をおくるが
女優の才能がある

駆け出しの女優タンザワニナ
顔は綺麗だが才能が無い

相手と顔を交換できる不思議な口紅

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そもそも
タンザワニナはなぜ歪んだ性格だったのか
あんないい母親で幼い時から持病で
支えてくれる人のありがたさなどを
普通の子供よりも多く感じていながら

取ってつけた感
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カサネの家でルーツを探るシーン雑い
地下室でとか手錠とか
ダサい

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あさのはいつ芝居できるようになるんだ
人をコマや使い捨ての道具としか思わない本人がそのまま出てるだけ
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