東野圭吾さん原作、
"新参者"シリーズの最終作。
序盤は何が起こったのか、
何を捜査しているのかなど…
説明文が足されているので、
割とごちゃごちゃしてしまうぐらいな
複雑さのこのシリーズですが、
わかりやすくて好印象でしたが…
途中からそれがなくなってしまったので、
わからなくなる人も出てくるかもしれません。
今作も複雑な人間関係と親子の愛を
ベースにストーリーが展開されていきます。
"究極の親子愛"といえばいいのか…、
"身勝手な狂愛"といえばいいのか…、
親になれば、今よりもっと理解できるのかな…と
考えさせられる映画でした。
その人の立場や、考え方にもよるのでしょうが
あそこまで親から愛されてるかと聞かれれば、
正直、"わかりません"としか
答えようのないほどの愛情ですし、
自分が父親の立場で、あそこまでできるのかと
問われればできる自信がないです。
これほどの親子愛を見せられると、
生半可な気持ちで、
親にはなれないなと思いましたし、
平気で女遊びしてる事を言っちゃうような
バレなければ人が傷つくであろうことを
してもいいと思ってる様な人には、
親にはなって欲しくないなという考えまで
浮かんでしまいました。
映画"子宮に沈める"と同様に、
妊活をする前、親になる前に、
2作とも鑑賞してほしいなと思いました。
