こばまさ

ドラムラインのこばまさのレビュー・感想・評価

ドラムライン(2002年製作の映画)
3.7
全くDisney+が機能していない事に今更気付いたので、前から気になっていたけどこのままだと一生観ないんじゃないかと思われたコチラ。
正直言ってどんな作品なのか全然知らないけど、ドラムを叩きながら行ってみよう🥁


-マーチング・ドラマーとして圧倒的な才能の持ち主デヴォン(ニック・キャノン)
高校を卒業し、名門A&T大学に音楽特待生として入学してからあっという間にその才能を発揮していく中で、自身の力に自惚れていく。
やがて、初めて訪れる挫折を味わいながら、人間として、ドラマーとして成長していく青春物語-

“ONE BAND!ONE SOUND!”


Boys II MenやTLCなどを手掛けた、音楽界の巨匠ダグラス・オースティンの実体験を基に映画化された本作。
めちゃくちゃ体育会系かつ、昭和テイストのスポ根ドラマといった印象が強い。

吹奏楽とは違い、行進やパフォーマンスも含めてエンターテイメントに特化した構成までがマーチングバンド。
見る分には楽しいが、自分がやる方に回るとなると絶対ムリ。
だって、音楽以外にも覚えなきゃいけない事が山ほどありそう…。

ストーリー的には、まあこの手の作品だと大体予想できる展開なんだけど、その王道さが心地良い。
スポ根ものは王道が正義。

一応、恋愛パートもオマケ程度にあるんだけど、そのヒロインを務めるのか…ここにもで出たのか!ゾーイ・サルナダ!
ワタシはMCUで彼女を知ったので普通の素顔を見慣れてないんだけど、先日観た『ターミナル』とコレを観て確信しました…かわいい!
知らなかったけど、あの『アバター』で一躍有名になったんだね。
アバターも素顔分からん系だけど。


そしてそして、クライマックスでのライバル大学とのドラム対決は圧巻!
あれだけの人数でこれだけ音を揃えられたらさぞかし気持ちいいだろうな〜!
スネアの乾いた音が心地良いしカッコいいしクセになる。
ワタシも生まれ変わったらドラマーになろうかな。

『セッション』とはまたテイストが違うけど、これはこれで素晴らしい作品でした!
黒人のリズム感はハンパねぇ。
こばまさ

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