相模ねこ

ドクター・ドリトルの相模ねこのレビュー・感想・評価

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)
2.5
【藤原啓治さんへの感謝を込めて…心は★5で】
藤原啓治さんの遺作ということで吹き替え版を視聴。一部の女優男優コメディアンがイタい演技なので挫けそうになりながらも何とか見終えました。
『家族みんなで観れる映画』としては充分及第点かと。

ディズニー映画かのように、シンプルかつユーモアに溢れたストーリーが彩色豊かな映像で繰り広げられる為、舞台は一応イギリスだがその世界観は非常に現実離れしている。ゆえに“動物と話せる”という今作品のアイデンティティが完全に埋没してしまっているのが残念。
この世界観なら空飛ぶ魔法ぐらい使わないとインパクトが無い。

動物との距離が遠くなった現代のアメリカが舞台だからこそ"動物と話せる"スキルの凄さが伝わってきたのだと改めてエディーマーフィー出演作の設定脚本の上手さを感じた。

藤原啓治さんのロバート・ダウニー・Jrは渋イケ度5割増し!でやっぱり最高!!
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