ドクター・ドリトルのshowのネタバレレビュー・内容・結末

◆つまらなくはない･･･けど

つまらないわけではない。けど、面白いわけでもない。王道でわかりやすいのかもしれない。でも、わかりやすいからといって面白いわけではない。

ストーリーは特になにか大どんでん返しがあるわけでなし、ドリトルもたびたびピンチを迎えるけどなぜかあまりハラハラしない。笑い要素もいまいちで、キャラも立ってるんだか立ってないんだか･･･ドリトルの人嫌い変人キャラが克服されるプロセスもしっくりこない。というか克服されたらドリトルの魅力がなくなってしまう･･･。

リリーの父がドリトルを許すのも唐突な感じ。娘への愛が深いから許す、という。娘への愛が深いから許さない、とどうしてならないのか。

ドリトルがドラゴンの研究をしていた、という前フリがドラゴンとの戦闘シーンで生きた感じもしない。リスの復讐もどこいったんだ、と思う。エデンの樹の果実一滴で即座に解毒される、というのもどうなんだか･･･。

と、気になることを言い出したらキリがない。そういう細かいところを全部吹き飛ばす豪快さというか勢いがあるわけでもないので、気になることが気になってしまうのである。