この作品世界の謎については終始一切触れないが、そういうものとして飲み込んでしまえば、後はアトラクションのように様々な状況のバリエーションでビビらせてくれるシチュエーションホラーだった(ホラーというよりビックリ系だが)。
ダレずに緊張感が続くのも◎。最後もスッキリ終わります。
押すなよ?絶対に押すなよ?!…という感じの予兆をキッチリ全部踏んでくれるのである意味期待を裏切らない。
「それ」が何かは映画冒頭で分かるので、宣伝ほどネタバレで何もかも台無しになるような映画ではない。(ただの客を引くための宣伝手法でしかない)
ポスターも状況も何かに似てるなぁと思っていたがドント・ブリーズだ…。映画の中のシチュエーションと緊張感で観客を巻き込むタイプのものが体感型としてウケるのかもしれない。
ラストカットでシチュエーションホラーがバトルものに切り替わったのも面白かった。そういう理由で続編は別ジャンルになりそう感ある…。