ポスター見ただけで
安易に中身が想像できる作品。
パパ役俳優どっかで見たなぁと思ったら
「ジャック・ライアン」だった。
マッチョな体と困ったような眉頭が
印象的。
見終えてwiki見たらエミリー・プラントとは
実生活でも夫婦とのことで
声を出せない生活でほんの目配せでの
意思疎通が自然なのもうなづける。
開始からすぐ、BGMも効果音もない
無音の世界に放り込まれ
通常の映画よりも
深くこの作品に入り込む感覚がある。
すぐそばで目撃してる感じで
コップ置くのも静かに置いたり…ｗ
序盤はこの一家がどうやって生き延びてきたのか
というところを見せられていくが
１年以上これで？フラグだわ
って違和感はどうしてもある。
そういう目で見れば世界が崩壊してしまうので
なるべく気をそらされないように
という大前提があるが
ひさびさに見ごたえのある１本だった。
特に弟の健気さには
感情が激しく揺さぶられた。
普通ならクリーチャーの目的なり正体なりを
追っていく構成になるところだが
そこは謎のままで終わり
家族愛に焦点を当てている分
シンプルなストーリーだが奥行きの深い作品。
自分「あっ」とか声出ちゃう方なもんで
劇場で観なくてよかったと心底思いました。
鑑賞中の客席の様子とか動画あったら
見てみたいw
