ロックン

トップガン マーヴェリックのロックンのレビュー・感想・評価

5.0
泣いた!感動した!!話したい事ばかりで、何から話せば良いやら汗

本作は、映画館で映画を観ることの素晴らしさを改めて教えてくれる。前作について、別レビューで酷評してしまったけど、こんなに感動するなんて思ってもいなかった。疾走感のあるDanger Zoneと戦闘機の離陸シーンというお約束のシーンから始まり、最後の最後までずっと興奮し続けている自分がいた。

大成功を収めた作品の長い時を経て実現した続編は他にもあるけれど、パッとしない作品は多い。最近だと、ターミネーター、マトリックス、ドクタースリープなどかな(マッドマックス、クリードは良かった!)。本作も「続編なんてやらなきゃ良かったのに」となるかと思いきや、大ヒット。私は慌てて一作目を観て、翌日劇場で本作を観るという映画ファンとしてあるまじき所業を犯してしまったが、大ヒットの理由に納得。前作と違い、トム・クルーズが格好良いだけの作品ではない。

ファン大興奮の冒頭シーン、新の映像技術を使ったスカイアクション、アクション・ロマンス・コミカルを絶妙に組み合わせ終始観客を退屈にさせない見所満載のプロット…賞賛するところあり過ぎてきりがないが、私が一番素晴らしいと思うのは、前作へのオマージュやレファレンスをストーリーの一部として組み込み最大限に活かしているところ。続編あるあるだけど、これ見よがしに過去作品のオマージュ・レファレンスを散りばめる作品はよくあるが(そのシーンが無くてもストーリーに影響しない)、本作はそれらを極々自然な形で取り入れて、そこからストーリーを発展させている。

一作目を酷評してごめんない!でも、先入観に捉われずフラットな目線でレビューするのが、自分のやり方なので…スカイアクションの鑑賞の仕方(ヘルメットの色や名前で登場人物や誰と誰が同じ機体に搭乗しているかを把握するなど)を予習できたお陰で、本作を楽しむことができた!

あと、最後にこれだけは言いたい。ジェニファー・コネリー美しい過ぎだろ!前作のヒロインが今回お呼ばれされなかった理由がよるわかる。
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