れおん

トップガン マーヴェリックのれおんのレビュー・感想・評価

4.6
米国海軍のエリートが集う「トップガン」の教官として、伝説のパイロット・マーヴェリックが"特別任務"の指揮を執るために戻ってくる。文字通り彼の最後のミッションを乗り越えるためには、彼自身の葛藤とも対峙する必要があった。誰一人の命も落とさない。

映画の中に生きる無敵の男、トム・クルーズと、未熟者成長物語に欠かせない青年、マイルズ・テラーの夢の共演。監督の前作が『オンリー・ザ・ブレイブ』とのことで、納得。トニー・スコット『トップガン』を踏襲しながら、続編として、現代映画の素晴らしさのすべてを詰め込んだ最高傑作に仕上がっている。映像・音楽・物語、文句一つ付け所がない。一つ指摘するなら、字幕がイマイチ。

続編を待ち望んでいた世代にとって、今作は感動を超えるものだったのだろう。必ず映画で死に直面するトム・クルーズ、本当に気をつけて、良い作品を撮り続けてほしい。
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