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呪!闇のまとめサイト リア充撲滅スレのYSKのレビュー・感想・評価

1.0
マック・コジマ、曽根剛というこの作品の監督、見たことも会ったこともありませんが、少なくともお話を作る才能がないことだけは間違いないと断言できます
これは長編だから短編だからオムニバスだからとは関係がなく、恐いところがないオチがない説明がない余韻がないそして何より緊張感がない、あるのは無為に過ぎ去った時間だけです
唯一褒められるところがあるとすれば、66分で終わるところだけです

・ルームシェア
電話線を抜いているはずなのに幽霊からだけじゃなく、行方不明になった女性の実家からも着電した!こわ~い!
「私がどれだけ落ち込んだか知ってるでしょ!」とキレるシーンはあったものの、そのエピソード描写がないから何の感情移入もできません

・宝くじ
それなりに年季の入った家で家具も充実しているのに、開ける引き出しが全て空なのは無能だからだと思います、あとオチも意味不明

・包帯の女
おかしい、怪談を降りている描写があったはずなのにドアスコープから覗く景色は1階のものだぞ…?あとオチも意味不明

・都市伝説と化した女子高生
やけに尺が長かったものの、オチ以外にも色々と意味不明
自殺だと思っていたのに実は突き落とされていた!なのか、行方不明!なのかはっきりしてほしいし、妹のくだりが何だったのかもはっきりしてほしい、いややっぱりしなくていいです

ちなみにU-NEXTの作品紹介には、「ネット住民の圧倒的支持を集める“リア充撲滅スレッド”に書き込まれた恨みつらみを映像化したオムニバス。幸せの格差によって引き裂かれる友人や姉妹の姿がリアル。」とありましたが、終ぞそのような描写はありませんでした

ついでにいうと、点数もつけない感想も残さないなら1番乗りは譲ってよと思う気持ちはあります
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