さまんさ

ヴィクトリア女王 最期の秘密のさまんさのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ジュディデンチが最高でしたね。
彼女の表現と存在感がこの映画の全てだと思いました。

アブドゥルはイギリス人にないストレートな感情表現する人で、その辺の忖度が必要ないことが女王には良かったのかな。
しょうもない嘘もつくし、いい従者とは思えないけど、顔見ただけで便秘治るほどなんだったら、まあ、側に置いといてもいいですよね。
健康のために。

嫉妬にジリジリしてアブドゥルが女王と関わった証拠全てを焼きはらおうとした王子に共感してしまいました。
あんな時代にこんなインド人がやって来て、女王の関心を一身に受けてたら、周りの貴族たちからしたら許せないでしょうね。
あと、モハメドかわいそうでした。
彼は凄く真っ当な意見が言える人で、アブドゥルとは違い野心もなく従って嘘もつかない人間でした。

アブドゥルの日記をベースにしてるから、彼は嘘つきなので、mostly なのかなー、とか思いました。