ヴィクトリア女王 最期の秘密の作品情報・感想・評価・動画配信

「ヴィクトリア女王 最期の秘密」に投稿された感想・評価

pun

punの感想・評価

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ジュディさんがリアル女王に見えてくるから流石すぎ。

まだ差別が露骨に蔓延るあの世の中で、彼女がどこまで真っ直ぐに心から彼を差別心なく見ていたのか、真偽は分からないけれども、当時普通ではあり得なかったであろう隣同士の2人の時間を過ごした、っていう事実はとても素敵なことよね…

対比で長男が冷酷に見えるけど、彼は彼の当然の態度を示しただけだと思うし、反対に女王は寛大で優しかった、ということでもないと思う。
彼女の個人的な需要がたまたまインド人の彼とマッチングした、というのが正直なところではないかと思う。差別を本当に問題だと思ってたら多分インド領にもっと関心あったと思うし。
でも女王の素直さというのは本当だと思うし、それが彼女の大きな美点なんだろうなぁ、と思いを巡らした

それにしても、こんな面白い話がよもや見つかるとは…という掘り出し物レベルの逸話で、処分漏れがあってよかった…!って本気で思うよね
麺

麺の感想・評価

4.0
絵的には非常に豪華で、従者と老女王という2人のキャラクターも魅力的なのだが、それだけに植民地主義に対するスタンスがあやふやになっているのが惜しいと感じる映画
あとエドワード7世が悪役?扱いの珍しい映画でもあります
fishii

fishiiの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

温かい気持ちになる。
007のMさんの女王役もハマってた。

名言
人生は絨毯のようです。色々な糸が混ざり合うように人が出会い、模様を織りなす。
人生は大いなる冒険た!
byアブドゥル・カリム

私たちは皆んな、色々なことに囚われた囚人よ
byヴィクトリア女王


追伸
人は己のために生きるのではなく、大義のために生きる!
ふじこ

ふじこの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

女王であると言う事の圧倒的な重圧と孤独、そして愛した人達との死別。
それらによって最早人生を楽しむ、等という余地のないひたすら重たいだけの日々を過ごすヴィクトリアの元に、インドからよく分からない任務でやってきた朗らかで風変わりな男、アブドゥル(ハンサム)。
立場上自分が統治しているはずのインドの知らなかった文化を教えてくれる彼を師として慕い、仲良くなっていく二人。
対象的に、それまで仕えた使用人達や息子、国の重役などは得体の知れないインド人を重用する女王に困惑、なんとか彼を排そうとする…。

ってお話。
アブドゥルがやってくる前の、ただ為政者として日々をやり過ごす精気のない女王と、彼に出会って知らなかった世界を屈託なく、女王という隔たりを感じさせぬ接し方をするその気質に触れて少女のように瞳を輝かせる彼女との差が観ているこっちもなんだか嬉しくなって、それと同時に演じるジュディ・デンチの素晴らしい演技力に感嘆した。素晴らしい役者さんだなあ。

ただ彼女のやり方は為政者としては全く正しくなくて、彼女自身それを分かっていたのか、そうでないのか、それとも晩年を迎え普通の人のように生きられなかった己の人生に思う処があったのか、臣下たちの気持ちを考えぬような暴挙に出てしまう。そしてそれが更に周りの者との軋轢を生み、孤独は深まり、アブドゥルの立場さえも悪くしてしまう。
それまでの彼女がどのような人生を送って、どのような人間性であったのかをよく知らないので何を思って言わば"好き勝手に"振る舞う事になったのだろう…。
ただ頭の悪い人ではないと思うので、すごい暴君であったって事はないと思うけれども。

一方のアブドゥルもまた、どんな人間なのかと言うと観ているわたしにとってはなかなか胡散臭い人物だった。
降って湧いた女王という絶大な権力におもねいて、一緒にインドから渡った男や、宮殿の他の人物との増していく軋轢に対してどう思っていたのだろう。
一見すると屈託なく人懐っこい男であるように思うけれど、自分だけ扱いが上がっていく反面、アブドゥルが重用されたお陰で一人インドに帰る事も許されず、低い扱いで体調を崩していく一緒に渡英した男の事は一切気にする様子もない。気遣う素振りも。どう思っていたんだろう。

ともすれば、晩年に立場や孤独を錨として引き摺る老女に言葉巧みに取り入ったとんでもない野心家か詐欺師の気質でもあるんじゃあないかとちょっとハラハラしてしまった。
ただそうだったとしても、女王の晩年が華やいだのは間違いない訳で、空虚なまま終えてしまうかも知れなかった彼女の今際の際に道を示したのも彼であるのだから、他の人達はともかく女王にとっては本当に素晴らしい出会いだったんだろうなあ。
史実が彼を"善人であった"と言うなら信じたいし、不思議な魅力があるのは認める処。

女王の彼への深い愛情が見られる最後はとても印象的だった。

V: 若い頃は――早く死にたかった
なのに死を目前にして 生にしがみついている
怖いのよ アブドゥル
A: 怖がらないで
"一滴のしずくよ""安んじて身を任せれば"
"海に行き着く"
"我を捨てれば""大いなる海で 安らぎを得よう"
ルーミーの詩です
V: あなたは根っからの先生ね
A: 有名な詩ですよ アラーの教えです
"愛こそが世界""人はその一片に過ぎぬ"
V: どこかに落ちていくみたい…
A: 落ちなさい 何も怖くない
あなたは安息の地へと向かっているのです
V: "永遠の宴"へ
A: そうです
さようなら 我が女王よ
V: さようなら 元気でね
私の… 愛しい息子よ
とても面白かった。
もう少し重い話なのかと思ったが笑ってしまうようなシーンも多くバランスがとてもよく感じた。
最後まで飽きることなく楽しく鑑賞できました。
女王としての立場だと気軽に世間話もできないだろうから大変だなあと。そんな中アブドゥルカリムは友達感覚で接することができて本当に楽しそうだった。ジュディデンチの素晴らしい演技。

腐ったマンゴーの描写は出世欲にまみれたおべっか使いだらけで本質が見えていない臣下など周りの状況を表しているように感じた。
kakoko

kakokoの感想・評価

4.3
とても良かった。
もっと重い話かと思ったが、テンポも良かった。
いつまでも楽しく生きたいのは、女王も同じだし知らないことを知るのは大事。
あとインド人から学ぶことは多い笑
ルーク

ルークの感想・評価

3.8
ジュディヴィンチが本物のヴィクトリア女王に見えました。
最後は悲しい結末だけど、映画になって後世に伝えることが出来て良かったと思います。
mojojojo

mojojojoの感想・評価

4.0
強くとても聡明なヴィクトリア女王。
でも、為政者だからこその孤独をすごく感じた。
身内も周囲の取り巻きもあてにならない。
だからこそ、植民地インドからの使者アブドゥルに心を許せたのだろうし、籠の中の鳥の女王にとってみれば、外の世界の人との交流がとても魅力的だったのかもしれない。
2人の日々の掛け合いは互いにとって特別で何物にも代えがたい時間に見えた。

ストーリーはもちろん素晴らしいのだけど、前半日々をやり過ごすだけで生気が感じられない姿から生き生きと瞳に生気が戻る様子は、ジュディ・デンチの演技の素晴らしさも堪能できた作品。
mana

manaの感想・評価

2.8
衣装や内装が豪華だし景色もきれい。コメディぽいところもあって見やすい。チャーミングな女王がハマり役!女王としての苦悩は分かるしそれを忘れさせてくれるアブドゥルに癒しを求めるのも理解できるけど、いくら気に入ったからって家や勲章まで与えるのはやりすぎ…召使いにはやりたくもない演劇させたり、ワガママ放題。アブドゥルもそれを当たり前のように受け入れてインドに帰りたい友人の酷い待遇をほったらかしでとても優しい人には思えないなぁ。
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