ポスターの可愛さに惹かれて予備知識なしで鑑賞したら、イメージと違った。良い話とかっていうわけじゃないけど、撮り方が上手くてじわじわと引き込まれる映画でした。
救いようのないダメ母親、それを見て育ってしまった娘。
常に娘の視点で撮られてるから、どんなに重い現実でもカラフルパステルポップな感じに描かれていて、心が苦しくなった。
娘への愛情はあって彼女なりに娘を守ろうしている想いは伝わってくるんだけど、結局働こうともしないし、悪いのは周りの人たちと環境だと言わんばかりの態度に全く共感出来ず。
でも多分これは客観的に見る映画なんだろうなと思ったので、これから見る人は感情移入するのではなく是非客観的に見てください。笑
"子供らを被害者に加害者にもせずにこの街で暮らすためまず何をすべきだろう？"というミスチルの歌詞が脳裏に浮かぶ作品でした。。
