温暖で穏やかな気候と世界最大級の夢の国のそばという画面上の明るさが貧困の深刻さを塗り潰す。これってある意味ミッドサマーだと思う。
クソ親にクソガキ、クソな大人にクソな社会。そこにちょっとお人好しなウ…
大人になったら誰でも現実いろいろ知っていくんだけど子供は無邪気のままでいさせてあげたいと思ったけど10年後の子供のこと考えるといくら愛されているとはいえこの環境はと思わずにはいられない複雑な感情を持…
>>続きを読む特別なエンディングになっていることは分かったけどあまり自分には刺さらなかった。夢のようなお城を実際に目の前で見て、それでもそのあとどうにか探しだされて保護されるムーニーのことを思うと明るい未来ではな…
>>続きを読む観客を夢の王国の真正面ではなく、そのすぐ外縁に置くことで、私たちが通常は見落とす社会的現実を強靭に可視化する映画である。
だがこの可視化は単なる社会派レポートではなく、子どもの感覚、即興的な場の力学…
ディズニー・ランドの夢のような世界
6歳のムーニーと母親のヘイリーはその世界の近くの町でその日暮らしの生活を送っていた
ムーニーは、ちょい悪ガキ風で、友達といたずらばかりして奔放に生きている。
あ…
色合いが可愛い、といった評価はできます。
しかし、現実の問題を知ると、美談として受け取ることはできません。
最近の研究では、毒親から子どもを離し、自分の家庭では得られない家庭的な体験を与えるほど、…
内容に全く無関係なこと言わせてください。
ラストの走るシーンで後ろに映る怪しい人魚のグッズショップ、2024年にフロリダに行ったときもありました。そのときは人魚の髪の色が赤でほぼアリエルでした。
あ…
フロリダの透き通ったような青空と、頭がキンキンするようなパステルカラーの色彩美の元で描かれる残酷な現状。子供たちの視線からはそんな美しく見える世界を、近くに夢と魔法の王国があることと相まって色濃く印…
>>続きを読むFLORIDA PROJECT 2016,LLC.