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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスのKのレビュー・感想・評価

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観てきました。
某少女漫画の影響でニューヨーク、そしてこの図書館という舞台に恋い焦がれて仕方なくって。
日本でいう所謂図書館とは違うということは知ってはいたものの、実際その活動を目にしてみると、はて、見聞きしていた以上に日本人が想像する図書館という定義からは大きくかけ離れていることに驚く。見ていてここが図書館であるということを忘れてしまうほど。(日本の図書館のことも熟知しているわけではないので深く追求はできないけれど…)
私は近所に図書館が無かったため、日本の図書館でさえ縁遠い感覚があるけれども、こんな図書館があったら毎日でも通いたいと憧れてしまうくらいの美しさと多様さ。
日本でも、せめて日本家屋のような建物の図書館があったらなあなんてイメージが浮かんだ。

あんなふうに身近で様々な公演が行われ、多様な考えに触れられ、そこかしこで論議が交わされ、就職のサポートや、さらにはWi-Fiの貸出まで、、
そしてまだまだ進化していこうとしている図書館の裏側は、見ていてとてもワクワクした。日常的に刺激をこんなに受けられる場所って中々無いよなぁ?
こんな可能性に溢れた場所に通い、育った子どもたちはどんな大人になって行くのだろう。
ああ本当に、ニューヨークに行きたい気持ちがまた強まってしまった。
欲を言うと、1980年代のこの図書館の裏側も見てみたいな。
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