ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスの作品情報・感想・評価

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス2016年製作の映画)

Ex Libris--The New York Public Library

上映日:2019年05月18日

製作国:

上映時間:205分

3.8

あらすじ

「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」に投稿された感想・評価

紺

紺の感想・評価

3.1
アップリンク吉祥寺にて、去年鑑賞。長かったが見て良かったと思う。
kakko

kakkoの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

@岩波ホール

ようやく見に行って、深い感銘を受けた。
ニューヨークに住む本当に多様な人々と街の表情が主役とも言える、珠玉のドキュメンタリー。

「オズの魔法使い」のDVDを借りて続きを観たいというユダヤ系おじいちゃん。子供のプログラミング教室でロボットが思い通りに動きハイタッチして大喜びする子供たち。中華街では中国語サービス。点字や手話サービス。おばあちゃんたちのダンス教室。
詩の朗読会。コンサート。民主主義の柱がここにあるという黒人文化研究図書館館長の感動的なスピーチ。マルクスがリンカーンに送った書簡(2人は同時代人で、そんなことがあった!)を取り上げた、奴隷制と資本主義、共和主義の関係についてのレクチャー…などなど。

移民、黒人、貧困層、弱者に開かれた細やかな施策や企画からハイレベル、ハイカルチャー企画まで、公共とはこういうものだ、とこれでもかこれでもかと見せつけられる。
文化イベントやレクチャーを聴く市民の真剣な眼差しや高い向学心、感動に涙を浮かべる姿は、私がやってきた仕事と通じるものがありチョット血が騒いでしまった。そうそう、こういうことなのよね、と密かに客席でうなずいた。

それにしても、アメリカの力強さここにあり。アメリカの持つ魅力がギッシリ詰まっている。

しかし一方では、ラストベルトで職を失い、ドラッグやアル中で死んでいく白人労働者たちのアメリカも。
彼らは、インテリや金持ちの東海岸や西海岸はアメリカじゃない。その間の中部にいて貧困にあえいでいる自分たちが真のアメリカだと言う。トランプに望みを託して、移民や外国じゃなくまずは自分たちをを助けてくれ、と叫んでる。(金成隆一著『記者、ラストベルトに住むートランプ王国、冷めぬ熱狂』より 2018朝日新聞出版)。
ぺ

ぺの感想・評価

3.6
しっかりドキュメンタリー。前日に睡眠をちゃんと取らなかったことを後悔した朝10時。また見る。
ゆずこ

ゆずこの感想・評価

4.5
ミーハーなので、ここがアッシュが死んだ場所か、ここがティファニーのあれね、等と思いながら見た。

NY公共図書館のドキュメンタリー映画。
同職をしている人間として大変職業観に影響する映画だった。日々人々のために何が出来るのか、人々は何を求めているのか、考えさせてくれた。有難い。
Mari

Mariの感想・評価

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#ExLibrisTheNewYorkPublicLibrary
#TheNewYorkPublicLibrary
ゆ

ゆの感想・評価

3.7
昨年に見てて書き忘れていた…

ニューヨーク公共図書館の建物自体を紹介するのかと思っていたら、そこで働く人たちの姿を通して差別や福祉などの社会問題をバシバシ描いていて、色々なことを考えさせられる映画でした。

予算がなかなか下りず、可能な範囲で市民のためにどれだけ役に立つ事業ができるかと会議に会議を重ねる職員さんたちの姿には感銘を受け、今の社会で問題となっていることをほぼ一通り取り上げていて、その専門家の意見を生で聞いているような体験ができました。

そして、日本と比べてどうとかは言えないけど、ニューヨークの市民たちは芸術に対する関心がとても高いなと感じた。社会問題についてもだけど、それだけ図書館の需要が高まる理由かなと思います。
私の中では詩の朗読をするシーンが一番心に残りましたね。

がっつりドキュメンタリー映画を観るのははじめてで結構新鮮でしたが、こんな風にわざとらしくなく問題提起がされて、リアルだからこそ心に響く映画を観ることができてよかったです。
私も休みの日に図書館に行ってみて、学校の勉強じゃないことをしてみようという気持ちになりました。
それにしてもニューヨーク、また行きたいな!!
19世紀フランスの政治学者であるアレクシ・ド・トクヴィルは民主主義における、個人と政府の間に生まれる「中間共同体」の重要性を見出だした。公共的な場が形骸化、崩壊していく現代社会の中で地域の人々を繋ぎ、オープンな討論の場を作っていこうとする図書館側の姿勢には学ぶところが多い。これからの図書館、これからの公共性、これからの民主主義を考えるための助けになる一本。

様々な取り組みを行う図書館側ももちろんすごいのだが、様々なイベントや企画に進んで参加しようとする人々の姿に驚いた。自らが社会にエンゲージしようとすることの重要性を彼らは直感的に感じているのではないだろうか。

※良かったけど、3時間半は長い…
鍾馗

鍾馗の感想・評価

4.3
一度寝てから鑑賞に行くのがお勧め。
3時間25分。長いです。
BGMも凝った画角もありません。
ただただ淡々と日常を記録していきます。でもカット割りが多くて飽きはしません。
でも、ところどころ寝落ちした。(笑)
図書館の裏側が見られて興味深かった。
何よりも『地域に根ざす図書館として我々に何ができるのか』をディスカッションするシーンは引き込まれる。予算も削られたzそれでも前を向くためには…。
どこの国も同じなのかなぁ?
できれば位置関係がわかると良かったかな。
このシーンはこの建屋のこの場所ですよって図が右下に平面図で表記されると面白かったかも。
心地よい睡眠!を愉しみながら鑑賞可能。
長ーーーい時間。内容は濃い。

図書館は、本を置いてるだけじゃなくて、
街を作ってる。街の人を見て、その時々で、あるべき姿を変える。

議論のシーンは、
あー、むっちゃクリエイティブ、素敵。
て思いました。
すごく、ええ職場やぁ。

NY行きたい。建物もクール!
m

mの感想・評価

5.0
図書館は単なる本の置き場ではなく「人」である。NYPLでは文字通り“Library=Community”が体現されていて、自分のなかの「図書館」の概念が変わったと同時に、NYの歴史や教育制度、情報格差、市民活動についてもっと知りたくなった。

そして何と言ってもこの場所、BANANA FISHファンには堪らない聖地なのでは……映画の告知が出てから実際に鑑賞するまでの間にBFアニメを観た私は、思わぬところで繋がった気がして大興奮。

間口が広く常にオープン、まさに「取り残された人々へ光を当てる場所」だからこそ、アッシュも足を運びやすかったのかもしれない。思わずパンフレットを買ってしまった。いつか行ってみたいな。

それに、映画館で鑑賞中に休憩を挟むという経験もできて楽しかった。だって3時間超だから……ドキュメンタリー映画ってあまり観たことなかったけど、これを機にハマりそう!
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