磯崎眞澄

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスの磯崎眞澄のレビュー・感想・評価

4.1
映画「ニューヨーク公共図書館 エクス リブリス」
Ex Libris The New York Public Library

ヤマ場、盛り上がり、クライマックス、見せ場など全くありませんが、とてもとてもとてもおもしろい。ラストいい感じで終わるのだが、もっと見ていたいと思わせる。
ドキュメンタリーで3時間25分(途中休憩10分)はそれだけで、二の足を踏むが、これはおすすめです。

図書館で働く人たちの様子、幹部らしき人々が会議で話すこと、運営や予算の執行、蔵書の選択など、提供するプログラムの内容や集う人々の様子、トークショーやインタビューで語られること。
「MARCH」を読んでいてよかったな、とちょっと思った。

フレデリック・ワイズマン、80代後半らしいが、まさにリビング・レジェンド。

「図書館は本の置き場ではない。図書館は人です。」図書館の設計に関わる女性建築家。

原題はEx Librisがメインで、サブタイトルがThe New York Public Library なのも面白い。

エルビス・コステロ
パティ・スミス
磯崎眞澄

磯崎眞澄