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ビール・ストリートの恋人たちのsaのレビュー・感想・評価

3.5
キキ・レイン、とても雰囲気があるなあ。
純粋で透明感のある目、魅入ってしまう。

私達が経験することがない辛い経験を、私達が感じてきた何十倍もの苦しみを、経験している。それを少しではあるが、この作品のおかげで経験することが出来た。ただ、それに対して同情や何かを感じることしか出来ない自分が情けないなと思わされた。
初めて部屋を借りるシーンが、切なくて。これが現実なんだ、って。

「ムーンライト」の時も思ったが、バリー・ジェンキンスの作品は、目が印象的だなあ。見られている感覚になる、だからこちらも見なきゃいけない感覚になる。
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