すぎのかな

スリー・ビルボードのすぎのかなのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.0
ずっとクライマックスの途中みたいで、中途半端に緊張感が続くような感じだった。
色々なキャラクターにそれぞれの葛藤とか「人間味」的なものが写し出されていたが、重点が散り散りになっていてその一つ一つが薄っぺらに感じられてしまったし、中途半端に情報を出しておいてそのまま放置みたいなところがあったのもモヤモヤした。

アメリカ人だったらもっとわかる〜ってなることが多くて楽しめたのかなとも思う。し、随所にある意図などを理解した上でもう一度観てみるとまた違った感想になるのかなとも思う。
とは言っても、終わり方は割と好きだったし、署長と(終盤での)ディクソンの母親は中々に印象的でした。
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