前半、汚い言葉での罵りや、暴力、差別など、何処か閉鎖的で陰鬱とした状況が写しだされて、嫌な気分からの始まり。
結局、「怒り」の矛先をどこに向けていいのかがわからない人達の葛藤を描いていると思う。
確かに娘を無残に殺されたり、尊敬している署長が自殺したら、残された者の感情は迷走してしまうと思う。ましてや犯人や原因がわからなかったら余計に。
最期は含みを持たせた終わり方。
でもどこか救われたような、胸のうちがすっとする感じ。
主人公の女性から柔らかな笑顔が出たときはどこか安心出来ましたね。終始むっすりしてたので 笑
このサイトからこの映画のリンクを見て、背景がわかっているともっと理解出来て面白いですね。
色々考えさせられる映画でした。
面白かったです。