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スリー・ビルボードのchocorsenneのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.3
サムロックウェルの演技が秀逸。てか、キャラ全員濃いな〜って感じの映画です。
メッセージ性が強く観ていてとても面白かったです。

原題は「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri」で、名の通りミズーリ州を舞台にしています。ミズーリ州はアメリカの中でも、排他的な雰囲気を色濃く残す町で、低所得者が多いことからヒルビリーと言う俗称で呼ばれることも。

そんな彼らにスポットを当てた今作は、そんな中でも私たちは普通に生きているんだ、私たちはここにいるという事を、極端に象徴した映画だと感じました。

それを特に感じさせるのが、サム・ロックウェルと、フランシス・マクマドーンドの2人が演じるジェイソンとミルドレッドです。この2人の織りなす空気感をぜひ感じて欲しいです。

最初にも言いましたが、出てくるキャラがみんな濃い。どこか一癖二癖あるキャラばかりで久しぶりに深いキャラ作りっていうのを感じました。近年の中ではかなりエッジの効いた映画ですので、ぜひ観てみて下さい。
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