ダニエルラドクリフinジャングルな実録モノ。地味ながらなかなかの良作。ラドクリフの代表作に入れてあげても良いのではなかろうか。
遭難者の自伝の映画化=助かるオチが確約済、とわかっていてもなお恐ろしい。川の水圧・野生動物や蟲・劣悪な衛生環境...等々バリエーション豊かな自然の猛威がラドクリフを襲う。セットと実景の区別は付かないが、相当体当たりで頑張っていたはず。最終的には「マニシスト」ばりの肉体になっていたし。
一方、過剰な夢演出は少々やり過ぎか。また「触れたから幻覚じゃない!やった!」と思っていた事がやっぱり幻覚...って描写はズルいような。
コメント欄にてスタッフロールの件についてネタバレ。ある意味本作で一番重たい一言が待っていた。