塩野ダイ

セブン・シスターズの塩野ダイのレビュー・感想・評価

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
4.1
これクソ面白かったな!
魅力的な設定と細やかな伏線の効いた脚本、そしてノオミ・ラパスしかなし得ない7つ子の演じ分け、諸々の化学反応により秀逸な一作としてパッケージングされたSFティストピアでした。

トンデモな設定ながらも前置きに手を抜かないことで近未来の世界観に入り込みやすく、ベタで押さえるべき展開はシッカリと押さえて、終始これでもかとハラハラさせてくれる。そして涙!あのシーンは完璧過ぎてヤられました。

雪山ホラー『処刑山』の監督だけあって、容赦ないエグめな描写や否応無く降りかかる死もスパイスとして効いてる。これから目が離せない監督の一人として認定しました。
塩野ダイ

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