あおみどろ

ワンダーウーマン 1984のあおみどろのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
4.0
前作のやや重ためな雰囲気から一転して文化経済が大発展を遂げた80年代が舞台。そこに現れたるは「願い」という名の人間の根源的たる概念。人は身勝手にも何かを願い続ける、それが例え神の子であっても………ということでワンダーウーマンことダイアナ・プリンスが願ったのは、かつて戦争で名誉の死を遂げたスティーブ・トレバーが生き返ること。んでまぁ上手くスティーブは蘇り、序盤〜中盤はダイアナとスティーブのイチャコラ姿を拝む事が出来る。かつてのダイアナと同じく、カルチャーショックを受けまくるスティーブの姿には笑うしかない。
肝心のワンダーウーマンのアクションは前作や『BvS』のような剣と盾によるもの………ではなく伸縮自在なヘスティアの縄を駆使した肉弾戦が主体に(敵を引き寄せ、ターザンロープの様に使い、挙句の果てには空まで飛べちゃう………今思えば汎用性化け物なのでは)。しかしながら個人的にはやはり剣と盾で華麗に暴れ回るダイアナが見たかった………あと強いて言うなら原作におけるダイアナの宿敵であるチーターにももう少しフォーカスを当てて欲しかったかも。
さてさて、果たしてDCUでもガル・ガドットは続投なるか………正直ワンダーウーマンのイメージとしてあまりにも彼女がピッタリすぎるのでできれば続けて頂きたいものだが。
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