このレビューはネタバレを含みます
1もあまり面白くなかったけど2はもっと面白くなかった
設定を活かしきれてない、詰め込みすぎ
今回の主人公？の北野ちゃんがあまり活躍してない、脇役の方がキャラが立ってる(金髪の男の子など)
結局主人公はお父さんのことが好きなのか嫌いなのかよく分からず強い意志が感じられない(最初は父を殺した秋也をあんなに恨んでたのに回想シーンはお父さんに臭いなど酷いことを言う、ツンデレと言うには無理がある)
こういう話にしたかったのかなと推測はできるけど話のもっていき方が唐突なので説得力がない
大人と子供の対立を描きたいのか戦争や命の尊さを描きたいのかテーマに一貫性がない。話が散らかっている
せっかく元々の設定(ただ秋也がテロリストになったのはよく分からない)や演出は素晴らしくて豪華な役者さんがたくさん出るのにただただ勿体ない
良かったところをあげるとすれば、エルフ荒川似のギャルの首輪が爆発する際に、他の生徒は爆発に巻き込まれまいと仲間のギャルを突き飛ばし合う。そこへクラスメイトの寄せ書き(仲間とか)が書かれた血濡れのラグビーボールもどさくさに紛れて蹴飛ばされて転がる。それによってクラスの平和が壊れていく様がよく伝わる。
