テーマが超リアルで、超問題提起してくるからか、映像も超ドキュメンタリーな感じやけど瑛太のキャラ作りだけがなんていうか"ひとり歩きしてるヤバい殺人鬼のイメージ"をかき集めて人間ドラマに仕立てようとしてる感じで、それが観る人によったら萎えるかも。でも瑛太の演技力がすごい！そのおかげでそれがこの映画の長所としても働いてる！瑛太は偉い！
それから原作はどうかわからんけど、山本美月と少年院の先生役の人の二人が出演するシーンにある程度尺を割いた割には物語上の必要性が薄すぎるように感じたし、反対に夏帆と瑛太との関係性とか佐藤浩市家族のストーリーにもっと時間を割くべきやった気がする。
よくあるサイコスリラー映画みたいにエンタメとしてパッケージングされた絶望感とか恐怖みたいなものは薄いので、暗い映画と覚悟して観ると、そこまでショッキングではないので大丈
