友罪の作品情報・感想・評価

友罪2017年製作の映画)

上映日:2018年05月25日

製作国:

上映時間:129分

あらすじ

ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の二人は次第に打ち解け心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める――。

「友罪」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーとしては考えさせられる内容。サブストーリーが多く、収集がついてない印象だった。メインの益田と鈴木の話は精神的に大人になりきれてない人達が多く苛立ちを覚えることが多かった。特に益田に関しては、看取る直前で真実を話そうとしたり、マスコミにうんざりと言いながらマスコミに勤める元同僚に現職場に少年Aがいることを教える。写真が無断で使われたことに怒っていたが、無断で使わなくても、情報提供した時点で勝手に元同僚が写真を撮りに行くことだってできる。その益田の行動が理解できない。最後に2人が泣く顛末は、益田のアクションがきっかけとなっているのだから、「友達だから生きてて欲しい」は胡散臭かった。自分が原因となることもわかっての同僚へのアクションなら、その方向性での心情を描くべきだし、殺人犯と知っても本当に友達だと思えた人としての描き方ならこの展開は違うと思った。ストーリー展開として益田の意図しないところで殺人犯とバレてしまう展開の方が感情移入しやすいと思った。例えば付き添いの病院で元同僚の方から少年Aに気付き、勝手に仕事場まで押しかけてくるなど、、、瑛太の演技には文句なしでした!
ボロクソ書くのに点数が高めなのは、諸般の事情です(笑

まず長い。2時間超える上映時間は長すぎ。それでもラストまでたどり着けるのは編集の巧さかなぁ。

テーマが犯罪加害に関わるモノの全部盛りしちゃって全体がぼんやりしてしまうのも減点。
タクシー運転手パートとか、刑務官娘の中絶とかはメインストーリーと全く接点がないので要らないんじゃないかなぁ。

そして、この作品最大の問題は加害者側の視点で友情や愛情を描く、つまり「普通」であることを描いてるハズなのに鈴木に何故軽い知的障害(らしき)設定を入れるのか?
結局、猟奇殺人はサイコパスやら障害者が犯すって暗に言ってるようで甚だ不愉快。

それから、使ってる音楽とその入れ方や走る軽トラをドローン撮影とか感情出しながら歩く人物にスローモーションかけるとかなんだか「怒り」で見た表現がずいぶんある。(いや、瀬々監督のフィルモグラフィ追えてないので、もしかすると「怒り」がこちらの監督のマネしてるのかもなのだけど)

うーん…期待していたのだけど、終始物語の緩急が一定だったりと、つまらなくは無いけど面白くも無い。
うーむ…
Anna

Annaの感想・評価

3.5
演技がとても上手でした😌
ただ、回収できていない部分が多すぎて、もう少し「答え」を出してくれると嬉しかったです。
しみず

しみずの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

瑛太、、本当に演技うまい。。
気味が悪い人、おかしい人、変人、何考えてるか分からない人、、本当にそんな雰囲気を滲み出していました。

個人的に瑛太演じる鈴木が岩を持って自分自身を殴るところを見て引いてるストーカー男の反応がガチすぎてすごくすごくおもしろくて吹いてしまって映画館なのにおもしろくてずっと揺れてました…(笑)

この映画を観て感じたことは、被害者の人も加害者の人も色んな気持ちを持ってて、被害者だけ辛い訳ではないんだなあって。。
それぞれに辛い事もあって、
自分自身と葛藤しながら生きているんだなぁと。

ただ、私自身が第三者やからこそ言える、思えることやなと思いました、、(私自身経験がないので)

おわり。

samiam

samiamの感想・評価

4.0
人の心の闇を、これでもかと突き付けてくる映画。
少年猟奇殺人、いじめによる自殺、無謀運転による事故死、AV強要、リベンジポルノ、ストーカー、堕胎、全て今の日本で起きている現実問題であり、何の誇張もない。これらについて、自分には関係ないと目を背ける、ふたをする、自分とは別世界と高をくくる、向こうは異常で自分達は正常、と思うのではなく、もし身近にこれらのことが起こったら、自分の関係者にこれらの加害者、被害者がいたら、を考えさせられる映画。
制作者、役者達の真剣にこれらの問題を扱う姿勢に本当に感銘を受けた。
今の日本を生きている者皆に見て欲しい。
瑛太の演技力の凄さは感じるものの、個人的には夫々の過去の罪が話が並行して流れていくので、瑛太を中心として、より掘り下げた内容であったほうが良かったように思う。
かえ

かえの感想・評価

3.7
いろんな罪を犯した人たちの様々な人生模様。
後悔したってその場面には戻ることができない。だからそれぞれが懸命に生きてる。

少年Aが想像より人間だったから、ワクワクドキドキは思ったよりなかったのがな。
はいる

はいるの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

佐藤浩市と主人公たちに何か接点があるのかと思ったが、直接的な関わりはなし。夏帆のシーン以外は特に予想外なことは起こらず、見る前の期待度と出来がほぼ同じな作品だった。重めな作品が好きな人におすすめ。
もすり

もすりの感想・評価

3.2
もうちょっと話を集約して、掘り下げて描いてほしかった…と思うけど、じゃあどの部分削ればいいのかと言われるとあんまり思いつかない(佐藤浩市パートかな。エピソードも佐藤浩市自体も。わかるけど、浮いてた)。
毎日とか人生ってそんなものかも。削ったり見ないようにしたりできない。

生田斗真の絶叫演技もラストに向かうテロップとかナレーションもなんだかなあ、、、蛇足に感じて。これは完全に脚本と演出のせいと思う。

瑛太すごかったね。
夏帆の幸薄い感も完璧だった。
yas

yasの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まあ、テーマがテーマだから仕方ないけど、それにしても重いなー…(笑)

結局誰も救われてないよね、この映画。

佐藤浩市を絡ませて来たのは、なんか無理矢理な感じがするなー。あれ必要だった?

夏帆も強引に絡ませた感が強い。
超かわいいから許すけど。

瑛太は『光』といい今回といい、キモキャラが板に付いてきたな。

実話を元にした、暗く重い映画なので、面白かったというのとは少し違うかな。

殺人者は、残りの人生で幸福を手にする事は許されないのか?

例え法的にその罪を償ったとしても、本人から記憶は消す事はできないし、どんなに反省しても後悔しても、一生その十字架を背負って生きていかなくてはならない。

幸福になって良いかどうかの前に、そもそも心からの幸福は得られないような気がする。
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