加害者、加害者の遺族は幸せになっちゃいけないのか?
と考えさせられる作品。
自分の家族が、友達が、恋人がもし殺人を犯してしまったらどうなってしまうのだろうか?と想像はしたくないが、一度考える必要があるテーマなのかもしれない。
友達の自殺を止められなかった後悔、保護観察官の苦悩、AVに出てしまった女の子の心情なども作品に描かれている。
何が正解かはわからないが、本人たちが自分なりの答えを見つけ出し前へ進んで行くのでモヤモヤすることなくいい終わり方だった。
とにかく瑛太の狂った演技には脱帽だ。
女保護観察官の叫んだ時のセリフが胸にグッときた。泣けた。