瑛太が素晴らしい
難しい役どころながら、彼のひとつひとつの演技に深い説得力のある事がこの映画を成り立たせてる気がする
何百という複雑な要素を持ち合わせ、簡単に善し悪しでまとめあげて語れるものではない映画
見るものの感性の分だけ受け取るものも解釈もあるだろう
法的な罪に境目はあるけど、心の罪には境目はない
罪と向き合おうとするものの方が、罪を遮断して生きていくものよりもずっと尊いように私には思える
許せない心を抱え生きるのも、許されてはいけないと思いながら生きるのもまた自由
でもすべてを溶かし光に変えていくのは最後に主人公の選んだ道だと思う
