主人公のジェイコブ(ニコライ・コスター=ワルドウ)はエリートで家族にも恵まれ順風満帆な人生を送っていたが、交通事故により友人を死なせてしまい刑務所に入れられてしまう。
人を死なせてしまったのは確かなんですが、事故なんだし、こういう場合でもアメリカでは極悪非道な受刑者と一緒に入れられてしまうものなんですかね。少し疑問に思うとこもありましたが、入れられてしまったものは仕方ないんで、この中で、どうやって生き抜いていくかって事になっていくんですよ。
舞台が刑務所だし、もっとド派手で血なまぐさい映画を想像してたんですが、確かにバイオレンス描写はあるけど、どんどん変わっていく自分の姿と家族への思いなんかも描かれていて、映画としては意外と静かで淡々としてました。
ただ、刑務所内での囚人役とかは本物のギャングや前科者を実際に集めて撮影されてるだけに暴動シーンとかは、なかなか怖いし迫力があります。(^^)