能戸淳

武闘派の道の能戸淳のレビュー・感想・評価

武闘派の道(2015年製作の映画)
5.0
本当に素晴らしい作品だった。

まずはストーリーね。
松方弘樹さんは対立組織への殺しで20年服役。
出所すると、曽根晴美さん演ずる兄貴分からのっぴきならない依頼が。
しかし、それは兄貴分の野望が裏にあった・・・という感じ。

松方弘樹さんのゴージャスな演技にはのっけから痺れるのは当然として、側近として脇を固める宮本大誠さん(サラリーマン的風貌が良し!)、川本淳市さん、そしておなじみの舘昌美さんの3人ががそれぞれとても良い演技をしている。
そしてヒロインの麻美ゆまさんはとても愛らくかつ素晴らしい演技。
もちろん、和義さんや圭作さん、さらに優さんは言うまでもない。

全体的に出演者全員の演技の完成度が高く、これまた破綻がないストーリー(出所したら世の中が変わってて・・・みたいなマイケルダグラスの「ウォール・ストリート」的な描き方が多いよね。そういう意味で)をキチンと演じている感じて、とっても観ごたえがあった。

ラスト、「え、これで終わり??」と思いきや、ちゃんと2があった。
こりゃ観ないわけにいかないって!
能戸淳

能戸淳